第二新卒の採用担当者が語る!面接で見ているポイント

第二新卒の市場価値を加味した上で、自分の軸を考える事が第二新卒の転職では大事になってきます。

 

では、具体的に面接でのエピソードに落とし込みましょう。大事なことは、全てを軸と繋げ一貫性を持たせることです。第二新卒は「一社目を辞めた理由」が面接において重要視されるポイントになるので、特に注視する必要があります。

 

 

考え方を整理しよう

 

今までお話した「第二新卒の強み弱み」を活かしつつ、「軸」をベースに面接対策を考えなくてはいけません。まとめると以下のようになります。

 

 

 

 

面接の質問は大きく分けて「ビジョン」に関する質問と、「実務」に関する質問に分かれます。ビジョンに関する質問では、キチンと「軸」を踏まえ、話をすることです。それによって、第二新卒者の弱みである、「アピールポイントの少なさ」、「すぐに辞めると思われてがち」という点を払拭できます。

 

また、実務に関する質問では、実際の仕事での経験を語ることにより、強みである「企業風土への馴染みやすさ」や「ビジネスマナー、基礎を学んでいる」という点をアピールできます。

 

「実務」に関しては、単純に今までやってきたことを整理すれば良いです。そのため、今回はビジョンを中心にお話します。

 

 

具体的なエピソードを考える

 

それでは、具体的なエピソードを考えてみましょう。

 

軸を思い出す

まずは、軸をもう一度整理します。例えば以下のようなケースを想定して考えましょう。

 

体育会系の部活のマネージャーをしていて、以下のような経験があった。

  • 裏方でもチームに貢献できている時に一番喜びを感じる
  • チーム全体が勝つことも嬉しいが、チームメイト個人が活躍し満足している姿を見ることが一番嬉しい
  • 後輩のマネージャーや、選手が楽しさを見いだせず退部してしまう時が一番哀しい
  • 自己中心的でチームメイトの事を考えない選手に一番腹が立つ

 

これらを踏まえ、この人の軸は、
「大きな規模でなくても良いので、自分の存在で目の前の人に良い影響を与える人間になりたい

 

 

退社理由

この軸を基に、退社理由を言語化してみましょう。先ほども言いましたが、第二新卒の弱みは「また辞めてしまうのではないか?」と思われてしまう事です。そのため、先ほどの表のように、「軸」を持って入社したことを語り、その「軸」とギャップがあった事を伝える必要があります。

 

例えば、
「私は部活のマネージャーの経験から、『自分の存在によって目の前の人に良い影響を与える人』になりたいと思い、今の会社に入社しました。今勤めている会社は地元密着の金融機関だったのですが、入社後に『利益優先』という思いが強い事に大きなギャップを感じました。」

 

「当然、利益を出す事は非常に大事な事です。しかし、会社が掲げている理念は『地元へ貢献をし、企業や個人に密着するからこそ、結果的に利益に繋がる』という内容ですので、そのギャップは大きかったです。それが、私のなりたい自分になれないと思い退社を決めました。」

 

大事なことは「軸」を持って入社し、それが達成できないと感じたという事を明確に伝える事です。そうすれば、想いや今後のビジョンが明確であり、次項で話をする「入社動機」とキチンと繋がれば一貫性があり説得力があります。

 

 

志望動機

志望動機は必ず退社理由と繋がっていないといけません。イメージとしては以下です。

 

・○○という軸があり、××というギャップを感じたので退社をした
              ↓
・御社なら××というギャップがなく、○○というなりたい自分になれると思います

 

このように、」退社した時に感じたギャップが次の会社では払拭できるという点をアピールする事が大切です。なぜなら、「すぐに辞めてしまいそう」と思われないからです。

 

例えば、
「(先ほどの続きで)御社では若手社員の人達と面談させて頂きました。理念にある通り『地域密着』の精神で地場を中心に売り上げを上げている企業です。また、顧客とのマンツーマン担当制を取っており、私の思う『目の前の人への良い影響』という事が実現できると思いました。」
などのように、自分が今の会社で感じるギャップを、なぜこの会社なら払拭できるのかを語る事が大切です。

 

仮に若手社員との面談がなかった場合には、「御社の企業理念は私の軸に沿うように思っているのですが、実際に実務においても理念と変わらずに皆さん働いているのでしょうか?」と聞いてしまいましょう。

 

これは全然失礼な質問ではありません。言葉は悪いかもしれませんが、面接官も「応募者を審査」していますが、あなたも「会社を審査」しているのです。最初の会社で感じたギャップを次の会社で感じない事を確かめるのは当然の事です。

 

また、その後の展開も同じです。自分の軸を中心に一貫性をもたせましょう。
例えば以下のような質問があります。

  • 会社に入社しやりたい事は?→「軸」から展開
  • 長所、短所→「軸」を考える上で掘り下げた「共通点」から深掘り

 

などのようなイメージです。

 

 

注意点

必ずしも、退社理由が「軸があり入社→ギャップを感じた」という理由ではない場合もあります。しかし、どんな退社理由であろうと軸と繋がっている事が大切です。

 

例えば、「やりたいことが出来た」という理由で異業種に転職を希望していたとします。しかし、それを「何故やりたいか?」についてはキチンと理由があるはずです。仕事での経験なのか、昔からの夢なのか、色々理由はあると思いますが、いずれにしろ、経験と軸に基づく理由が必要です。

 

それがないのであれば、その「やりたい事」は「一過性のもので、ウチに入社しても、すぐまた別の『やりたい事が出来た』と退社してしまうかもしれない」と思われてしまうからです。

 

 

まとめ

 

これまでの話の通り、「学生時代に培った軸があり、それを叶えられると思い入社をした。だが大きなギャップを感じ退社を決意した」という退社理由ではない人もいると思います。仮にそうだとしたら、尚更「軸」を考えることは大切です。

 

今一度、自分が「どうなりたいと思っているのか?」を自問自答し、軸を言語化しないと、第二新卒の弱みである「また辞めてしまいそうだな」と思われてしまうからです。時間はかかりますが、必ず自分の軸の深掘りを行いましょう。

 


 
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