大企業の勢い復活で第二新卒者の転職機会の増加

 第二新卒者とは、大卒後入社したが、なんらかの事情で3年以内に退職した人をいいます。つまり、第二新卒者の就職とは、イコール転職でもあり、退職し、受験勉強とか海外旅行とか、とにかく職に就いていない一定期間を経て改めて仕事を探す場合は就職ともいうし・・・そんなふうでいいのだと考えています。

 

 ここでは、第二新卒者の転職についてみてみたいと思います。2008年の暮れ近くに我が国経済を直撃したリーマンショック以後、徐々に体力を蓄えてきた大企業がいよいよ目を覚まし、これに呼応して多くの下請け中小企業も勢いを取り戻しつつあります。この影響下で、新卒者の内定率は高大卒とも上昇基調を描いています。

 

 このことは第二新卒者の転職機会の増加をも意味しています。とはいえ3〜4年、人材補強を控えてきた大企業等は、遅れた分を一気に取り戻そうとするためか、既に一定のスキルや経験を身に付けた中途採用者を採用する動きが目立ってきています。このように職務・マネジメント・経営等多方面に亘る高いスキルを望む一方で、基本的なビジネスマナーや職務経験を身に付けていて将来性ある第二新卒者を望む動きも活発です。 「業界未経験者歓迎」の見出しに並んで、「第二新卒者求む」等の求人票が目立ちます。

 

 特に今の第二新卒者には、こうした動きは大歓迎ではないでしょうか。3年程前の大学卒業時は、目指す大企業は新卒採用をストップし、あるいは募集定員を大幅に削減する等の環境の中にあって、悔しい思いをしたことでしょう。それが第二新卒者と呼ばれる期間中(つまり、大卒後おおむね3年以内)に大企業が立ち上がり、再び積極的な採用に乗り出したのですから。再チャレンジの機会を逃す第二新卒者ではないでしょうから。勿論第二新卒者の全てが全てそうだというわけではないのですが。

 


 
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